新型コロナウイルスも落ち着きを見せ始め、先月、日本を訪れた外国人観光客は、過去最多だった2019年の8割近くまで回復しました。インバウンド絶賛復活中の今、新規出店、改装工事に力を入れてみませんか?
訪日外国人に向けたインターネット調査で、訪日前に最も期待していたことは、『日本食を食べること』という回答が最多でした。和食が世界無形遺産に登録をされ、観光スポットだけでなく、日本の「食」も注目されています。
今回は、『訪日外国人集客×内装事例』ということで、インバウンドのお客様に喜ばれる内装のポイント5選をご紹介します!
初めて街を歩く外国人が、まず最初に見るのはやはり外観デザイン。
言葉の壁を超えて伝えるには、看板に外国語表記を入れたり、アイコンやイラストの活用して、視覚的に伝わる内容にしましょう。スタジオテンポスでは、ロゴも作成いたします。お店のロゴを一新させたい!そんなときもぜひご相談下さい。お店のイメージチェンジのお手伝いします。
看板の他にも、杉玉、提灯、格子、庭石、石灯篭、砂利を敷き詰めるなど、日本らしいデザイン要素を取り入れることで、訪日外国人の心をわしづかみ。既存店様も、ダイノックシートという木目のシートを使用したり、塗装で色を変えたりすることで、一気に印象を変えることができます。
また、外国にはない「食品サンプル」も人気です。SNSを通じて話題となり、日本のお土産としても人気沸騰中。ぜひ看板としても有能な食品サンプルも並べてみてはいかがでしょう。QRコードを看板やポスター追加して、外国人客がスマートフォンで情報を簡単にアクセスできるようにするのも、今後の主流になりそうです!
まるで映画の世界に飛び込んだような昭和レトロな外観に、思わず吸い込まれます。
インバウンドの方々は、日本古来の伝統色や、京都などを思わせる和風建築の要素が取り入れられている空間を「日本らしい」と感じるようです。
内装で日本らしさを表現するにはどのような工夫が必要か。何も建物の構造から手を加えなくても「らしさ」を見せる方法はあります。
クロスや床材、畳の客席などの大きい規模の工事から、予算抑え目で「らしさ」を表現できる屏風、障子や襖のパネルをパーテーションとして取り入れる、扇子をディスプレイとして用いる、照明の交換など、小物を交換も対応いたします。
昔懐かしい、日本らしさを感じさせる赤提灯と暖簾がお出迎え。
『外国人観光客に大ウケ!創業100年以上の老舗が仕掛けたトイレの遊び心』
また、アンティーク家具や建具を取り入れることで、昔懐かしい和の雰囲気を演出できます。最近、昭和レトロがブームになっている今、ぜひ取り入れたいところですね。インスタ映え間違え無し!
パッと日本食名を言われても、「それがどんな食べ物なのか」「どんな食材が使われているのか」を理解できる訪日外国人は、ほとんどいません。
外国語での表示を取り入れることで、内容を理解しやすくなります。世界共通語である英語表記は、一般的ですが、今一番求められている言語は中国語。1年間で500万人が日本に訪れています。
宗教上の理由で、食べることのできない食材がある方の為に、ヴィーガン対応メニュー、ハラルメニューがある場合は、外観やSNSで積極的にアピールすることで、来店される方が増えるでしょう。メニューを書き込める黒板ボードや看板、ポスターを掲示するフレームなどの設置もお任せください。メニュー表、ポスターの作成もご案内できます。
第2位は、お客様向けの店内設備を充実させることです。
まず、1つ目は、キャッシュレス決済に対応しましょう。経済産業省によると、2022年のキャッシュレス決済比率は、36.0%となりました。その中でも、クレジットカードが30%を超えています。
(参考資料:経済産業省HP https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230406002/20230406002.html)
海外では、日本よりもさらに多くの方がクレジットカードでの支払いを選択します。旅行の際に現金を持ち歩く行為が、危険なことと考える為です。支払いを現金のみに限っている店舗は、早急な対応が必要です。
また、海外のレストランではテーブル会計が主流なので、支払伝票をレジに持って行くことを、分かるように、ポスターを掲示するなどの対策を予めとっておくと、トラブルを回避できます。
2つ目に、フリーWi-Fiを設置することです。
多くの先進国では、公共施設、カフェ、レストランにフリーWi-fiが設置されています。日本でも続々と、誰でも無料で使えるWi-fiが整備され始めています。
Wi-Fiを利用して、SNSにハッシュタグ付きで投稿してくれたら、ドリンクプレゼント!などを合わせて実施すれば、宣伝効果も期待できます。
インターネット回線の引かれていない物件では、新規で回線を引くのに、1か月。混みあっている時には2か月かかることもあるので、要注意です。
3つ目に、お客様の充電用コンセントがあること。
道を調べたり、連絡を取ったり、スマホで常に情報収集している私たち。外国を訪れた際は、自分の国にいる時よりもより、スマホを駆使すると思います。そこで、客席にお客様用のコンセントを用意すると喜ばれること間違いなしです。以前、ラーメン屋さんに来た白人の方が、充電できないことが分かり、そのお店に行くのを諦めていました。ラーメンも食べられて、充電もできるお店、是非一緒に作りませんか?
そして気になる第1位は・・・
内装でなくてごめんなさい。でもやはり、口コミに繋がって、また次の外国人の方が来店してくれるには、最終的にはこれに尽きると思います。
飲食店にはQSCHがあり、クオリティ・サービス。清潔さ・ホスピタリティを指します。
クオリティとは、お料理の品質。
新鮮な食材を使用して、お料理の品質を保つこと。メニューを見直す必要もあります。
サービスとは、接客。
スタッフ様の接客レベルも、料理の味と同じくらい大切です。どんなに美味しいお料理が出てきても。接客レベルが低いと、本来の味を感じてもらえません。
清潔さとは、店内の隅々まで掃除が行き届いているか。厨房の嫌なにおいが客席に漏れてしまったりしていませんか?
そしてホスピタリティ。
自分から進んでお客様のことを気遣い、行動することです。社員さんやアルバイトさんが、サービスの他に、お客様にホスピタリティの気持ちを持って接客していると感じたことはありますか?
他店がどんなQSCHを実践しているのか覗くことができるサービスが、ついにテンポスにも誕生しました。
https://www.tenpos.com/shindanshi_recruitment/
他の飲食店を診断して、自分のお店の改善に役立てませんか?
また、インバウンドの方向けに英語、中国語対応の飲食店掲載サイトも始めました。
https://www.tenposstar.com/jpn/
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皆様のお店づくりのお役に立てれば幸いです。何から始めれば良いのか、どんな準備が必要なのか、開業前のご相談から承ります。是非お気軽にお問い合わせ下さい!
スタジオテンポスは内装工事だけでなく、物件探しから厨房機器選び、集客など、飲食店の開業に必要なことなら何でもご相談可能です。
設備・ダクト・水道・電気・エアコン工事など、スポットでの工事も対応しています。
まずはお気軽にご相談ください。
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